先日初めてNHKで放送されている
松雪泰子が出演しているドラマ10を観ました。
観てて、分かる〜!の連呼。
この松雪泰子の演じる役は
変わってる人だけど、
私もよく変人と言われるので、
こんな感じなんかな〜?と客観視できました。
これを観ながら思い出した事。
それは、以前スタッフから
〇〇さんを注意して下さい。
と言われた時の事です。
まず、その〇〇さんは、
お客さんから頂いた差し入れを
沢山食べてしまいます。
ずっと働いて疲れて、あ!あれ食べよー!
と、控え室に入った時に無い!
となるのです。
あと、仕事の遅さ。
ブローの仕方。カラーの塗り方のクセ。
ファッションセンスの悪さについて。
色々あります。
大人の問題児です。
その時は説明を宇宙の大法則。
2ー6ー2の対比の話をしました。
2割ずば抜けて働くアリ。
6割普通に働くアリ。
2割働きの悪いアリ。
トップ2割のみにして集めたら、
みんなよく働いていたはずなのに
結局同じ2ー6ー2の対比
になってしまう。
という有名な法則です。
人のものを盗む。
お金を騙し取ったり、嘘ばかりつく。
人の陰口ばかり叩き、和を乱す。
人の功績を叩きのめす。
そういう類の悪に比べたら、
お菓子を沢山食べる。とか、
太ってる。とか、
全体の見た目がどうのこうのは
レベルではかわいいもんです。
そんなかわいいレベルで
2ー6ー2の法則が成り立つなら、
とてもバランスがいいので
私はその人を注意しません。
と、説明します。
誰でもえっ!とした顔をしますが、
もし、その人が良くなり過ぎたら、
他の人が悪くなってもったいない。
そのレベルなら、そのままの方がいい。
その〇〇さんには
このまま悪い人になってもらい
今のバランスを保つ。
と言ったら、納得してもらえました。
ケーキは切って包んで名前を書く。
1人何個。などの対策は取るようにしました。
全員をいい人で集めると、
それは始めはいいでしょうが、
それなりに問題は起きます。
この注意してほしいという〇〇さんは、
実に絶妙にちょうどよく悪い。
スタッフに問題児はいるものなので、
他の人に危害を加えないタイプの時は
それを保つ事で、バランスは崩れず
いい状態でいられる。
今までそういう店内バランスの時に
それで説明したスタッフは
みんな、すんなり引き下がります。
分かってもらえたと思っていますが、
どうなんでしょうか?
変な考え方かも知れませんが、
全体のバランスを上げる時は
下の6と2の底上げをしていきます。
そうすればトップ2は勝手に上がるからです。
上がらないスタッフをあれこれ
良くするために時間をすり減らすより、
バランスがいいのならそれでいい。
と割り切るのも結構上手くと思っています。
もちろん、あんまりひどい時は
注意しますけど、丁度いい悪さは残します。
という話でした。
ではまた。
おわり🌟