デリケートな話。ワキガの告知について。

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ワキガの臭いを抑えるように

どうやって本人に伝えたらいいのか。

 

この質問、意外と多いんです。

 

皮膚科や、美容外科で受診し

元から断つ方法もあります。

 

 

ですが、その肝心な本人が気付いてなく、

大人になるまで誰にも言われず、

陰で言われている。。。

 

という現実が意外と多いんです。

 

 

気付いてない分、しっかりガードしていない。

と言う事かも知れません。

 

 

それか、服の種類によってあれ??

と、思う事もあるでしょう。

 

 

一番の問題は、社会に出てから周りが困る。

という事です。

 

これだけ臭いに敏感な日本人ですから

何も思わないはずはありません。

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本人に告知するのも、デリケート過ぎて、

言えず頭悩ませている方も多いはずです。

 

 

でも、とってもいい方法があります。

 

 

それは、

 

入社して緊張している1週間以内

告知する。これが一番安全です。

 

 

安全とは、遅くなればなるほど

 

離職率は上がります。

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だって、本人も相当ショックですからね。

 

 

毎年私も、この言えるチャンスは絶対に逃しません。

 

大切なことは伝え方。

 

 

まず入社してきてすぐに気付くと思いますが、

 

本人は今まで誰にも言われていない可能性があります。

 

小、中、高、大学生のお客さんに

友達にワキガの人がいたらどうする?

と聞いても、

 

絶対に言えない!

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と小学生でも言います。

 

 

家族もずっと前に一緒にいると

分からない人も多いし、

遺伝子的に親もその可能性もあるので、

気付きにくいんです。

 

 

伝えるチャンスはしっかり狙います。

 

 

それは、周りに人が居ない時に

すれ違った瞬間に

 

「あ、ちょっと待って。」

 

と、止めて、

 

「もしかしたら、〇〇さん、汗の香りが少しあるのかも知れない。

制汗剤、何使ってる?

 

と、環境が整っている時に言います。

そして本人も使ってる。という前提で。

 

 

しかも悪そうに言わず、仕事の一環として聞くのがポイントです。

 

 

「〇〇を使ってます。」

「特に何もしてません。」

 

何かしら緊張した様子で返事が返ってきますが、

 

「ワキのコロコロが結構効くよ〜!」

と、自分のワキにコロコロしてるフリを見せるんです。

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アドバイスも明るく爽やかに言うのがコツです。

 

そして、

 

私達は接客業をしてるから、

香りには気をつけるようにしないといけないから、

ニンニクの香りとかあっても

また言うからね〜!」

 

と、当たり前のようにサラッと言うんです。

 

 

ここまですれば、何となく自分がワキガである事を言われてるのかな?と気付きます。

 

 

そうなると、休みの日に嫌でも薬局屋さんに行きます。

 

そして、色々見て強力なものを買うはずです。

 

 

これが、1ヶ月経って言うと、

露骨に嫌な顔をされる事もあるし、

次の日には来ないかも知れません。

 

でも、人と接する仕事をしている限り、

その子の今後にとっても、お客様にとっても、

上手くまとめたい話です。

 

 

だって、本人は今まで言われたことがないのですから、こちら側が本当??と疑われてしまう事だってあります。

 

もしくは、今までみんな我慢してたんだ。

と、落ち込みます。

 

 

実際、新人の方や転勤で来られた方に

陰でみんなが言ってるから、

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正義感でみんなの代表で告知した後に、

 

 

それはあなたの方じゃ無いですか?

私は一度も言われたことありませんよ?

そう言われて、気分が悪くなりました。

 

ここまで強い方はそのあと職場の方に

自分が臭うか聞きます。

でも、皆さん

 

「いや、そんなことないよ?」

 

と、陰で言ってるのについつい反対の事を言ってしまうんです。

 

と、良かれと思って代表で注意したのに、

悪者にされ退職されてしまい、

落ち込んでいたお客さんもいました。

 

 

もしくは、誰かが言うでしょう。。。

と、全員が言わない。という環境も多いです。

 

 

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職場の女性上司が伝えるのが

まるく収まりやすいと思います。

 

 

配属されてから早目に言うのが

1番いいのですが、

その時を逃したのなら、

 

季節が変わってから気付いたんだけど。

 

ホルモンバランスは変わるからね。

 

誰でもあるんだけど。

 

洋服との組み合わせで〇〇さんは化学反応を起こしやすいのかも知れないんだけど。。

 

 

など、言い方をその時の季節で変えてでも

早く伝えないと

 

今度はスタッフから

 

頭が痛くなってきたんです。

と言われり

いい子だから言えず、それが原因で近くに行けません。

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と、スタッフからのクレームも出かねません。

 

誰も言えないので、社長が言ってください。

と従業員から責められ、

私に相談してきた方もいました。 

 

 

接客業なら、お客さんで臭いが苦手な方は

あの子は外してもらえないかしら?

と、言われることもあるかも知れません。

 

 

ものすごくデリケートな話だからこそ、

爽やかに、明るく、対策も伝えるようにして

 

本人が傷つかないようにするべきです。

 

 

でも、一度伝えると、

 

慣れてきて臭いを感じる度に

伝えられるようになります。

 

 

今日は〇〇さん、ホルモンが出てるよ〜!

と、明るく言えば、

 

分かりました〜!!

と、走って控え室に行き、

どうですか?

と、脇を臭わせに来る子もいます。

 

 

きっと皆さんも不思議と学生時代はそこまで

臭いに対して気にならなかったと思いますが、

 

仕事として人と接するからこそ

気になるんだと思います。

 

 

そして

今まで伝えた事で

辞めてしまったスタッフはいません。

 

 

伝えるタイミング、相手への伝え方、 

お昼から臭ってきた場合、

毎回、どの言葉が適切かを考えて、 

相手の様子を見て伝えます。

 

 

もちろん日頃から

スタッフとコミュニケーションを取っていないと、相手はきついでしょうから、

それが出来る人に頼むのもいいと思います。

 

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結構、相談される内容なので、

書かせてもらいました。

 

 

 

 

それではまた。

 

 

おわり🌟